私たちの梅干しづくり

世代をこえて。Beyond generations.

矢野農園の梅干しは、大分の大山町でひとつひとつ手間隙をかけて、家族みんなで作っております。

大山町では産地の威信をかけて、平成3年から『全国梅干コンクール』を開催しておりますが、平成7年には全国1200点もの梅干しの中で私ども矢野農園の梅干し「豊の香梅」が“日本一”の最優秀賞に輝きました。

自家栽培で大切に育て上げた梅の実を摘み、庭先で干し、自家栽培の紫蘇で色鮮やかに漬け込んで出来た「豊の香梅」は、ひたすら良い梅づくりをめざす私たち家族の自信の逸品です。

ずっと愛される梅干しづくりのために。For the production of a pickled plum loved all the time.

南高梅

完熟の南高梅のみを使用
低農薬で育てた南高梅を、完熟するまでじっくり待ち、収穫します。ふっくらと完熟した梅は皮までやわらか。旨みと栄養が凝縮されています。

荒漬け

荒漬け
収穫した梅を紫蘇で漬け込む前に塩で荒漬けします。この際出てくる栄養たっぷりの梅酢は本漬けに使用します。

塩は天然海水塩

素材を活かし、混じりけのない梅干しをつくるために、使う塩の量には細心の注意を払います。梅の重量に対して16%の天然海水塩を使用することは、保存性と栄養価を最大限に引き出すために私どもがたどり着いた結論です。

土用干し

土用干し
梅雨明け「土用の丑の日」の頃、たっぷりの天日に干し、三日三晩丁寧に干しつづけます。太陽の暖かさが中心まで届いた梅は、さらに旨味を増します。

紫蘇

紫蘇
天然の鮮やかな紅色をつくりだす紫蘇も、私どもで栽培した「芳香赤紫蘇」を使用します。香りと色が最も出やすくなる6月~7月に摘み取ります。

本漬け

本漬け
丁寧な下ごしらえがおわったら、いよいよ本漬け。干した梅、紫蘇、梅酢。
それぞれの旬があわさって最も良い状態で熟成されるよう、管理を怠りません。

こうして丁寧に作られた梅干し「豊の香梅」。是非一度味わってください。